側弯症の女性
中学生の頃に側湾症になり慢性腰痛に悩んでいる不調者さんが来院されています
40代女性です
今回は立っていられないくらいに痛くなり来院されました
姿勢の確認をすると確かに背骨のカーブが腰の部分で左側に大きくカーブしていました
しかし痛みがあるのはこの部分ではありません
腰より下のお尻の部分です
ここは骨格でいうと骨盤です
この不調者さんは腰痛ではないのです
病院にいっても適切な処置をしてもらえないことが多く
診断も曖昧です
整体師である私は
骨盤と股関節の歪みと周辺の筋肉の過緊張や緩み過ぎからくる痛みだろうと判断します
背骨は二次的に歪んでいるだけで調整の必要はありません
現に来院数回で立っているのが楽になりました
今日で7回目の来院でしたが当初の歪みと痛みは大幅に改善し
体の深部で働いているインナーマッスル(深層筋)のトレーニングまで出来るようになっていました
長年の歪みでも
①歪みを正確に確認して、痛みの出方との関連を見抜く
②歪みを正して痛みを改善する
③歪みのない姿勢を保つための自己療法を行う
④痛み、歪みの再発がないか様子を見ながら通院ペースを空けていく
⑤問題がなければ卒業(定期通院がおすすめではあります)
今回の不調者さんは現在③の段階です
しかし、中には②の段階で勝手に来なくなる方がいます
痛みが取れたか取れていないかに関係なく必ず再発します
こういう方に限って
「行ったときだけしか楽にならない」
「たいして変わらなかった」
などと
すぐに他人のせいにする傾向があります
しかし自分の体が痛くなるのは自分の責任です
良くならなかったとしたら
それもやはり自分の責任です