睡眠と椎間板
今日は背骨と背骨の間にある椎間板のお話です。椎間板はいわゆる軟骨で衝撃を吸収するクッションの役割をしています。
この椎間板は昼間私たちが座ったり動いたりしている間ずっと働きっぱなしです。ではいつ休むのでしょうか?それは寝ている時です。椎間板には適度な水分が必要なのですがそれは私たちが寝ている間に補給されます。
だから睡眠不足だと椎間板が昼間の疲労を回復することができません。理想は7~8時間睡眠だと言われています。現に椎間板が疲労して飛び出してしまう椎間板ヘルニアの方には睡眠不足、お風呂はシャワーのみという方が多いようです。腰は読んで字のごとく「体の要」です。椎間板ヘルニアが生じやすい腰や骨盤が不健康だと全身に体調不良が生じやすくなります。毎日の入浴(少しぬるめに15~20分位が目安)と睡眠を心がけることで十分に予防できますよ。「そんなこと言っても時間がねぇ・・・」なんて言わないで!「入浴と睡眠を確保するにはどうしたらいいかなぁ」って一日の過ごし方を振り帰ってみてください。できないって決めつけるのが一番良くありませんよ。